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複数箱推しの回し方・スケジュール管理術|掛け持ち現場のコツ

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複数のグループを同時に推す「複数箱推し」「掛け持ち」は、今やめずらしいことではありません。とはいえ、現場のスケジュールがかぶったとき「どっちに行くべきか」で毎回悩んだり、片方のグループにばかりお金と時間を使ってもう片方に申し訳なさを感じたり、両方追いかけているうちに疲れ切ってしまったり——複数箱推しならではの悩みは意外と根深いものです。この記事では、掛け持ちを長く楽しむための現実的な工夫を、現場かぶりの対処法・予算配分・メンタル管理・ツール活用・推し期のバランス・周囲との付き合い方の 6 つの角度からまとめます。推しの探し方の基本は推しの見つけ方、参戦記録の付け方はiLoG の使い方も参考にしてください。

なぜ現場かぶりは避けられないのか

複数箱推しをしていると、ほぼ確実にぶつかるのが「同じ日に両方のグループのライブがある」問題です。地下アイドルやインディーズシーンは土日祝日に公演が集中しやすく、対バンイベントやフェスも週末に組まれがちなため、推しグループが増えるほど日程がかぶる確率は跳ね上がります。3 グループを推していれば、月に 1 回程度のかぶりはほぼ避けられないと考えておいた方が現実的です。

これは「自分の推し方が悪い」わけではなく、構造的に起きる現象です。まず「かぶるのは当たり前」という前提に立つことが、罪悪感を減らす第一歩になります。かぶりが起きるたびに落ち込むのではなく、「今回はどう判断するか」を淡々と決めていく姿勢に切り替えましょう。

かぶったときの優先順位の付け方

現場がかぶったとき、行き当たりばったりで決めると後悔が残りやすいです。自分なりの判断基準をあらかじめ持っておくと、当日に迷わずに済みます。よく使われる基準は次のようなものです。

  • 開催頻度: 頻繁にライブをするグループと、年に数回しか対バンに出ないグループなら、機会が少ない方を優先しやすい
  • 節目の公演か: 卒業発表・周年ライブ・ワンマン初開催など、その日しかない特別公演は最優先になりやすい
  • チケットの取りやすさ: 一方は当日券があるが、もう一方は抽選で取れたばかりという場合、取れた方を優先するのも合理的
  • 直近の参戦頻度: しばらく行けていないグループのほうを優先し、バランスを取り戻す
  • 参加できる公演数: 同じグループが同月に複数公演あるなら、今回は見送っても次のチャンスがある

大切なのは、行けなかった方に「今回は行けなくてごめん」と気持ちの中で区切りをつけ、次の機会に埋め合わせると決めておくことです。曖昧なまま引きずると、後述する「罪悪感の蓄積」につながります。

なお、遠征を伴う遠方公演と近場の公演がかぶる場合は、移動時間・交通費・宿泊の有無まで含めて比較すると判断がぶれません。予算面の考え方は次の章で扱います。

予算配分の考え方

複数箱推しで最も現実的な課題がお金の配分です。無計画にいくと、片方に偏った、あるいは両方とも中途半端になった、ということが起こりがちです。おすすめは、グループごとに月間・年間の予算枠をあらかじめ分けておく方法です。

  • グループ別に予算を先に決める: 「A グループは月 1.5 万円まで、B グループは月 1 万円まで」のように上限を決め、チケット代・物販・チェキを合算して管理する
  • 推し期に合わせて枠を動かす: 誕生日月やツアー期間など、特定の時期だけ一時的に予算を厚くし、その分翌月は控えめにするなど、年間トータルで帳尻を合わせる
  • 固定費と変動費を分ける: ファンクラブ会費やサブスクなど毎月かかる固定費と、単発のライブ・グッズなどの変動費を分けて把握すると、月ごとの余力が見えやすくなります
  • 記録をつけて振り返る: どのグループにいくら使ったかを可視化しておくと、「気づいたら A にしか使っていなかった」というズレに早く気づけます

予算管理の詳しい考え方や記録のコツは推し活のお金管理の記事でも扱っていますので合わせて確認してみてください。参加記録とグッズ・チェキの支出をまとめて記録できるアプリを使うと、グループ横断で使った金額を振り返りやすくなります。

メンタル管理と燃え尽き対策

複数のグループを追いかけていると、注意力が分散して「どちらにも全力を注げていない」という感覚に陥ることがあります。これは複数箱推しにありがちな悩みで、放置すると推し活そのものが苦痛になりかねません。

  • 「全部に均等に」を手放す: 常に全グループへ同じ熱量を注ぐ必要はありません。時期によって熱量が偏るのは自然なことだと捉え、自分を責めないことが長続きのコツです
  • 休む日をあらかじめ作る: 現場もSNSチェックも入れない日を意図的に確保すると、義務感で追いかける状態を避けられます
  • 「行けなかった罪悪感」を引きずらない仕組みを作る: メッセージ配信を見る、円盤やライブ映像を見る、次の現場のチケットを取るなど、行けなかった分を別の形で補う行動を決めておくと気持ちが軽くなります
  • 比較しない: 「もっと熱心な古参ファンに比べて自分は…」と他のファンと比較し始めると際限がありません。自分のペースを基準にしましょう
  • 体調と生活を最優先にする: 現場に行くこと自体が生活を圧迫し始めたら、一度立ち止まって推し活全体のペースを見直すサインです

推し活は本来楽しむためのものです。義務感が強くなってきたと感じたら、無理に全公演を追わず、優先度の低い現場を思い切って手放す判断も必要です。

スケジュール管理のツールと工夫

複数グループのスケジュールを頭の中だけで管理するのは、グループ数が増えるほど限界があります。以下のような方法を組み合わせるのがおすすめです。

  • カレンダーアプリでグループ別に色分け: Google カレンダーなどで推しグループごとに予定の色を分けておくと、月間ビューで「どの週にどのグループが集中しているか」が一目で分かります
  • X(旧 Twitter)のリスト機能: 推しグループの公式アカウント・メンバー個人アカウントをグループ単位でリスト化しておくと、タイムラインが混ざらずスケジュール告知を追いやすくなります
  • 通知・リマインダーの活用: チケット先行抽選の締切、当落発表日、当日券の販売開始時刻など、日付だけでなく「時刻」まで管理しないと機会を逃しやすいポイントは個別にリマインダーを設定しておくと安心です
  • 参加記録アプリでの一元管理: 参加したライブや予定を記録できるアプリを使うと、グループをまたいだ参加履歴が一覧で見られ、「最近このグループにあまり行けていない」といった偏りにも気づきやすくなります。iLoG のような記録アプリなら、こちらでグループごとの参加傾向を振り返ることもできます
  • 月初にまとめて予定を確認する習慣: 月の頭に各グループの公式サイト・SNS をまとめてチェックし、その月の候補日を一度に洗い出しておくと、直前になって初めてかぶりに気づく事態を防げます

ツールはひとつに絞る必要はありません。「告知を追う」「予定を確認する」「記録して振り返る」の 3 つの役割を、それぞれ得意なツールに任せる意識で組み合わせると管理が楽になります。

推し期のバランスをどう取るか

複数箱推しでよくある失敗が、片方のグループの「推し期」(新曲リリースやツアーなどで熱量が特に高まっている時期)に熱中しすぎて、もう片方のグループへの関心が薄れてしまうことです。悪気はなくても、結果的に「最近全然来てくれない」という印象を与えてしまうことがあります。

  • 推し期は波があって当然と割り切る: 常に均等である必要はありませんが、完全に離れてしまわないよう最低限のつながりは保つ意識を持ちましょう
  • SNS のリアクションだけでも続ける: 現場に行けない時期でも、投稿へのいいねやリプライなど、負担の軽い形での応援は継続しやすい方法です
  • 配信・ファンクラブコンテンツで接点を保つ: 現場に行けなくても、配信ライブやファンクラブ限定コンテンツで最低限の接点を維持しておくと、久しぶりの現場でも浦島太郎状態になりにくくなります
  • 「戻ってくる時期」を自分の中で決めておく: 「A グループのツアーが終わったら B グループの現場を増やす」のように、あらかじめ次のシフトのタイミングを決めておくと、自然に熱量を再配分できます

推し期の波を否定せず受け入れつつ、完全にゼロにはしない工夫を続けることが、複数箱推しを長く楽しむコツです。

周囲との付き合い方・複数推しであることの伝え方

ファンコミュニティの中には、「一人のグループに全力を注ぐ」文化が根強い現場もあれば、掛け持ちが当たり前の現場もあり、界隈によって温度差があります。複数箱推しであることを周囲にどう伝えるかで悩む人も少なくありません。

  • 無理に隠す必要はない: 掛け持ちを公言しても問題ない現場は多く、むしろ同じように複数箱推しをしているファン同士で情報交換ができることもあります
  • 現場ごとの空気を尊重する: グループごとにファン層の文化が異なる場合、その現場のノリや暗黙のマナーには合わせる姿勢を持つとトラブルを避けやすくなります
  • 「今日はこっち推し」の態度で十分: 同じ現場に他のグループの話を持ち込みすぎないなど、TPO をわきまえた振る舞いを意識すると角が立ちにくいです
  • 比較や序列づけの話題は避ける: 「どっちが本命?」と聞かれても、無理に順位をつける必要はありません。「どちらも大事な推し」というスタンスを保って問題ありません
  • フォロワーとの関係も無理に統一しなくていい: SNS 上でグループごとに交流するアカウントを使い分けている人もいます。自分が疲れない形を選べば十分です

複数箱推しは決して珍しい推し方ではなく、多くのファンが同じ悩みを抱えながら自分なりのバランスを見つけています。周囲の目を気にしすぎず、自分と推したちにとって心地よい距離感を探っていきましょう。

まとめ

  • 現場のかぶりは複数箱推しにつきもの。「かぶるのは当たり前」という前提で、自分なりの優先順位基準を先に決めておく
  • 予算はグループごとに枠を決めて管理し、推し期には一時的に厚めにするなど年間で帳尻を合わせる
  • 「全部に均等に」を手放し、休む日を作り、行けなかった罪悪感を引きずらない仕組みを持つ
  • カレンダーの色分け・SNS リスト・記録アプリなどを組み合わせてスケジュールを一元管理する
  • 推し期で熱量が偏るのは自然なこと。最低限の接点を保ちつつ、戻ってくるタイミングをあらかじめ決めておく
  • 掛け持ちを無理に隠す必要はない。現場ごとの空気を尊重しつつ、自分が疲れない距離感を見つける

複数箱推しは大変な面もありますが、それぞれの現場で違った楽しみ方ができるのも大きな魅力です。無理のないペースで、長く両方の推しを応援していきましょう。

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